4か月掛けてSDR200をフルレストアする動画@シンガポール

シンガポールのLee Shau Chingさんによる粗大ごみSDR200の再生記録動画です。

パッと見はそんなに酷くもなさそうですが、アップで詳細を見て行くと中々に手強い状態です。

2台あるんですね。
日本人が匙を投げたような奴が輸出されていくのでしょうか?
両方ともいい感じに粗大ごみです。

フューエルタンクの錆落しには重曹と酢を使うようです。
その前にはペイント総剥離されています。

弱い酸でゆっくりじっくり錆を落とすのが良い方法だと聞いたことがあるので、私も酢(酢酸)をタンクに投入しようと考えたことはあるのですが、匂いに耐えられそうもないのでやめました。

2度目の錆落しにはハインツを投入。

こっちは優しい匂いがしそうです。
フルーツ酸の錆落しもたくさん売られていますが、日本のバイク乗りでは燐酸使う人ばかりなのは何故でしょう?



結構金掛けてます。

メッキは掛け直し。
純正排気管やダウンチューブ、ステップブラケット、ラジエターのカバーなども総メッキ。

きっと彼の地ではメッキはお安いのでしょう。

しかしギランギランのマフラーは取り外して、あっさりイリーガルエグゾーストシステムアルファレーシングに。

SDR200.comさんからは外装グラフィックスやらエンジンマウントやら仕入れております。

4か月後にどんな状態になるのかは動画でご確認ください。
1週間前くらいに上がった動画のようですが、再生回数12回。
ヤマハSDR200、超人気ないねw

Yamaha SDR200 Restore&Rebuild – Youtube

SDR30周年ミーティングにご参加の方へお願い

今週末はSDR30周年ミーティング。
いよいよですね。
開催の為にご尽力された方々、大変お疲れ様です。

さて、このイベントにはヤマハからSDR開発関係者の方もご参加いただけるそうで、恐らく質疑応答の時間もございますでしょう。

ご参加いただく方、是非私の疑問もお尋ねいただけないでしょうか?


ヤマハSDR200は、僅か1年、僅か1万台ばかりの販売車両ではあるが対策部品の投入がなされています。
今の所気付いたのは下記の2点。

1つはステッププレート。

ステッププレート ↑前期 後期↓

一見して同一に見えるステッププレートですが、アンクルサポートのステー部分の肉抜きに違いがあります。これは恐らく対策品。
・以前の投稿 – 2TV ステップブラケット


疑問なのは、これがいつの段階で対策されたのか?ということです。
というのも、手元のどのフレームと合わせるのが正しいのか分からないから。

一体何番台のフレームから変わっているのか?
折角レストアするのだから、後年にまで疑問を残す車体にはしたくないと考えています。

もう1つはチェンジペダルのラバー。

現在も純正部品供給されているパーツですが、出てくるのは後期型の大型で角ばったタイプのもの。
こちらは対策というよりは部品統合ということになるのだと思います。
個人的には小振りな前期型の方が好みです。

折角綺麗な状態で旧部品があるのですから適正に生かしてあげたい。

チェンジペダルラバー ↑前期 後期↓(写真は割れてしまってます。すいません。)

ペダルラバーですが、単に減ってしまっているだけかも知れない。
昔の単車はこうだったよなという印象だけで判断している訳ですが、散々画像検索してもこういう小振りなラバーは中々出てこない。
どうなんだろ?

今現在手元には、フレームナンバー3000番台、4000番台、6000番台、8000番台の4種類があります。
これらのパーツが適合するのはどのフレームなのか?
これが知りたいという訳です。

きっと他にも色々あるのでしょうね。
とても知りたいです。

追加
塗装色シャイニーブラックは何番台からか?
6000番台以降の車両では急激に増えている気がするのでこの辺りからか?とは思いますが。

50年後、100年後のSDRの為に。
そのくらい大切にしたい歴史に残る単車ですよ、こいつは。

SDRフレームメッキの硬度

ヤマハSDR200(以下SDR)に関係した硬度を抜粋。

メッキの硬度を考えた場合、ビッカース硬度やヌーブ硬度では下地硬度に依存してしまうのでモース硬度を選択。
また、JISの鉛筆硬度試験の場合、最高硬度が9Hでモース硬度と比較した場合数値が凡そ半分になる。
となると鉄程度のひっかき硬度しか検討できないため、やはりモース硬度が適当と考えた。

以下モース硬度による比較
錫=1.8
亜鉛=2.5
塗装=2.5(凡そ爪の硬度)
アルミ=2.9
銅=3.0
ニッケル=3.5
ガラスコーティング=4.5(この数値前後)
鉄=4.5
コバルト=5.5
タングステン=7.5
クロム=9.0

モース硬度から見るとSDRフレームのメッキにおいてスズコバ合金メッキが採用されている理由は、装飾的な色味の解決ではなく、物性としての強度を理由とするものと判断できる。

wikipedia コバルト画像
コバルトの単体 – wikipedia
語源は”Kobalos”山の妖精

錫とコバルトの単体色は共に銀白色。
補修の際に錫のみを使用しても表面的な違和感はあまりないだろうと推定できる。
つまりハンダで補修できるだろうということ。

以前説明も何もなく唐突にハンダだけを紹介したことがありますが、まあこういうことです。
以前の投稿 – 鉛フリーハンダ

単にコストだけの問題で選択されたであろうスズコバメッキですが、レストアに於いてこれはとてもありがたい。

ヤマハよくやった!と言いたい。

また、補修範囲が広くなってしまった場合にはverometalという選択肢もあります。
verometalでは銅やら錫やら色々塗れます。
以前の投稿 – verometalなら・・・

と言う訳で、SDRメッキフレームの補修方法としては完全にメッキがやられてしまっている場合を除いて、再メッキでの対応は考えないのが正しい判断と考えています。

だってホームメイドの補修で済むのに高い金使ってやり直す意味って無いやん?


2TV メッキトラスフレーム 1
2TV メッキトラスフレーム 2 – まだ書いてないけど
2TV リヤアーム
各種物質の硬度(モース硬度) – 外部リンク

文章ばかりでうんざりな亜鉛メッキの話


単車に欠かせない鉄の表面処理方法が亜鉛メッキ。
本当にお世話になってます。
亜鉛メッキには足を向けて寝られません。

亜鉛メッキには2種類ある。

1 溶融亜鉛メッキ
2 電気亜鉛メッキ

溶融亜鉛メッキは、溶解した亜鉛漕に鉄をドブンとくぐらせることで、表面をコーティングすることから「ドブ漬け亜鉛メッキ」とも呼ばれる。
亜鉛+アルミメッキ(ガルバリウムなど)も同じ施設を使用して掛けられるので、ドブ漬け=亜鉛メッキではないのだけれど、通常はドブと言えば亜鉛メッキを指す。

電気亜鉛メッキでは他の電気亜鉛メッキと同様に、メッキを掛ける母材(ワーク)に通電してメッキ液から析出した金属皮膜を付ける。

メッキ強度はドブの方が上

融解亜鉛が鉄表面に付着する際には鉄表面も融解する。
よって、鉄+亜鉛の合金層が形成されるため、剥がれにくいという訳です。

ドブの方が電気より厚い皮膜付けができるが、緻密繊細な皮膜とならないし、寸法変化も発生するため、トタンなど建築材料に使用され、単車に使うネジなどは電気メッキされる。


何故亜鉛メッキするのか?
簡単に言えば、錆びが発生する条件になった時、亜鉛が錆びて鉄は守るという防錆機能を持たせるため。
他のメッキじゃ駄目なのか?と問われれば、やっぱり駄目なのです。

a ZnO+H2O -> Zn(OH)2という酸化被膜を生成し、母材の鉄が酸化することを防ぐ。
b 犠牲防食という亜鉛メッキの自己修復機能が働くため、傷が付いても錆の発生を防ぐことができる。この自己修復機能は後で記すクロメート処理にもあり、二重に働くこととなる。

メッキには装飾性のためのものと機能性のためのもの、又その両方を期待するものがあるのだけれど、亜鉛メッキは機能性1点張りの硬派なメッキと言える。

何て素晴らしいのだろう、亜鉛メッキ!
VIVA Zinc plating!

因みにドブがどのくらい錆に強い耐用年数を持つのかと言えば、HDZ 55という550g/m2以上の皮膜では、海岸地帯で45年の耐用年数を持つのであった。※推定耐用年数(年)=めっき付着量(g/m2)×0.9/年間平均腐食減量(g/m2/年) (社)日本溶融亜鉛鍍金協会による大気暴露試験結果より


硬派な亜鉛メッキでも、やっぱり少しは綺麗になりたい。
そんなことで光沢クロメートという処理がされる訳です。

クロメートの種類
1 光沢クロメート(白色)
2 有色クロメート(虹色/黄色)
3 黒色クロメート
4 緑色クロメート(オリーブクロメート)

単車に使われるネジでは、1、2、3がありますが、オリーブクロメートは見たことがありません。
でも耐食性は、1 < 2 < 3 < 4なので、機能追求すれば緑一択です。

この差はどこにあるかと言うと、六価クロムの厚みの違い。
光沢、有色では皮膜が薄く美観を意識し、黒・緑では厚い皮膜で機能性向上を目的としています。

でもまあ、ここの所は深く掘り下げても有用な情報とはなりません。黒と緑が強いということだけ覚えておけばいいです。
興味があったら調べてください。私は調べました、凄く面白いです。

何が面白いかと言うと、ミクニフラットバルブキャブ以前のVMキャブはボディが亜鉛合金(いわゆる超合金ですね)。 なので、クロメート加工ができる訳です。

ということは機能のために、黒や緑のキャブが作れるということ。
実は光沢・有色クロメートでは染色も可能なので、赤青黄色とカラフルな色付けも可能。

亜鉛はアルミ同様塗装が乗らない困った子ですが、染色すればかなり自由に色付けできます。

因みに塗装を乗せ易くするためにもクロメートは尽力しますので、VIVAクロメートでもあります。


と、ここまでは調べれば分かる程度のお話。
復習です。

ところがこの亜鉛メッキの耐錆性能がSDR200に致命的なダメージを与えるのであった。
何てこった!

きっとヤマハも知っていながら放置しているこの事実。
レストアする時には考慮しないとね。

まだ追記してませんけど、2TV ヘッドライトステー2TV メッキトラスフレーム 2にも続きますよ。


RZ250R最終モデル(3HM)フロントホイール

部品番号/3HM-25168-00-8L
部品名称/キヤストホイール,フロント
販売価格/販売終了
カラー/ネビュラゴールド

一時SDRフロントフォークがヤフオク上で高くてしょうがなかった時、高いなら要らん、俺は安い物を探すぞと早々に戦線離脱し、流用に走った訳ですがTZR125の33Φも安くなくて、だったらとノーマル準拠は捨て去ってとっとと強化方向へと歩を進めることとなる。

しかしながら自分の技量や使い道を考えた時、倒立サスなぞ無用の長物ですから、手頃なものを35Φ正立と設定。

そこで、良く売れた、つまり中古パーツが潤沢にある車種ならば市場価格は当然安めになる筈なので、TZR250(1KT)やFZR250(2KR)に目を付けた訳ですが、狙い通りまさしく安かった。


その安いフロントフォークを選んだ場合、ホイールは何を選ぶかということになるのだけれど、2KRのものは100円から入手できることが分かり早速入手。- 2TV フロントホイール

ほどなく、RZ250R最終型3HMのフロントホイールも入手。



今回の出品物です。汚れたままでごめんなさい。(クリックで拡大)

SDR200(2TV)と共通の17×2.15サイズで3本スポークのヤマービック。

※google検索すると親切に”ヤマヴィック”ではありませんか?と訂正されますが、ヤマハ+マーヴィックですからヤマーヴィック(ヤマービック)で正解です。
もしヤマヴィックが正解なら、ヤマハ+マヴィックと言うことになってしまいます。
マヴィックはフランスのチャリンコホイール屋さんなので、、、うん、まあ、そういうことです。

前後ホイールが揃わないのは、いざその時にブラとショーツが揃ってない以上に恥ずかしいのでヤマービックは絶対です。
そしてこのWディスク用ホイールは83mm取付ピッチキャリパーを使用する際には必須。

しかし勢い余って2つも入手してしまいましたが、いやいや2つは要らんでしょ?

ということで今回ヤフオク出品に至った訳ですが、ここに情報を纏めることとします。


使用されるブレーキローターは以下。
部品番号/2TK-25830-00
部品名称/デイスクブレーキアセンブリ
販売価格/販売終了


2TK(87FZR400R)
今見てもやっぱりかっこいいなコレ。

Boats.netで検索すると、1990年式FZR400と共通。
今度はヤマハ部品検索するとFZR400RR(3TJ)のブレーキローターは3HE-2581T-00。
この場合は駄目元で入手でしょうね。
※3HE/90FZR600

ダブルなので、恐らく厚みは4mmで使用限度3.5mmのディスクローターだと思うのですが、キャリパーはヤマンボなんですね。
俺の理論が崩れそうで怖いw
2TV ブレーキチューン2TV ブレーキチューン2

RZ250R(3HM)やFZR250(2KR)のフォークピッチは同じなので、どちらかの三つ又(ステアリングステム)を使用。
お好みでどうぞ。

合わせるフロントフォークは
シングルディスク用なら2KRでキャリパー取付ピッチは100mm。
選べるキャリパーは、TZR250(1KT)の同径4pot、SRX400の異径4pot、XJRのブレンボ、住友モノブロックなど。

ダブルディスク用では3HMで83mm。
こっちは250ccクラスのWディスク用キャリパーが大体そうだと思います。
※3HM以外のRZ-Rフォークでも可能ですがアクスルシャフトなどに少し工夫が必要です。
RZ250R(29L 1XG)フロントフォーク ステムセット

SDRのフロントフォークをちょっとだけ高剛性(33Φ->35Φ)にできて、タイヤサイズは変更しないので軽快感は損なわれず、制動力がアップできるという素敵(かな?)な流用部品です。


このホイール、RZ-Rに使用するのも勿論良いですし、TZR125やSRX250にも良いですね。
TZR250(1KT)のWディスク化というのも良いかも知れません。

太足ダッサ! という方には使い勝手の良いホイールです。

ところで、ヤマハのスケベイスカラーのゴールドはネビュラゴールドと言うんですね。

つかスペクトルマンのゴールドか。
遊んでるなあw

sdr200のブレーキチューン 2


83mm取付ピッチのヤマハ純正異径4potキャリパーのシングルユースはデチューンだと結論付けましたが、自分自身まだ納得が行っていない。

最初の頃見たどのサイトでも、キャリパーピストン径をノーマルのシングル2potと比較して、「ほらこんなに大きくなったんだからブレーキ強化になるんだよ」と教えてくれた。

確かにそうだな。
納得したぞ。

4potキャリパー使用者は、現実に使用して検証している訳で、疑うべき合理的理由など存在しないのであります。

2potより4potというのは、2輪でも4輪でも当然のお話であって、今更何を疑えと言うの?て話なのであります。

言ってみれば常識なのであります。


しかし、車重から考えた時には
ヤマハ純正異径4potキャリパーも純正2potキャリパーも、制動力に関しては殆ど性能差が無く、4potのシングルユースでは性能半分。

即ち、制動力半分。

つまりは、止まれなくするための恐ろしいデチューンであることは間違いない。
事故やったら確実に保険金は下りない。
軽量級の人ならまだしも、重さに自信ある人なら、、、すげぇ怖い。

でもやっぱり俺間違ってんの?
SDR200のブレーキチューン
でキャリパー何使う?
2TV ブレーキローター


“常識を疑え”は弊社(バイク屋じゃないぞ)創業時からの社是。
ちゃんと名刺にも入れてます。
そもそも常識なんてもんは、誰かにとって都合の良いことでしかないのであるって話です。

前提条件が間違っていれば当然結論も間違えます。
疑問はちゃんと解決しなければなりません。


と、答えはすぐに出ました。単純です。 – クーロンの摩擦法則

曰く
(1) 摩擦力が垂直荷重に比例すること
(2) 摩擦力が見かけの接触面積によらないこと
(3) 最大静止摩擦力が動摩擦力よりも大きいこと(従って、動かし始める力に比べて動かし続ける力は小さくて済む)
(4) 動摩擦力は速度によらず一定であること

これは高校の物理で学習する内容らしいのですが、うちの高校では多分物理の授業なんて無かった筈なので、今知りました。

要約すれば、「4potピストンの面積と、2potピストンの面積とを比較して、大きいから制動力が上がるなんてことはねーよ。」と言うことです。

SDR200、SRX250やTZR125のブレーキチューンとして、ヤマハ純正Wディスク用取付ピッチ83mmの4potキャリパー(3XCや3MA、3XV、3LNなど)を使用している方。
まあ自己責任だとは思いますけど、事故責任もお願いします。

確実なブレーキチューンとは(制動力に関してのみ)


1 ブレーキローターを大きくする。
2 極力ブレーキローターの外側で摩擦させる。
3 現状のノーマルパーツより軽いものを選ぶ。
4 軽くてもゴツイ(剛性の高い)ものを選ぶ。
5 ブレーキローターは厚いほど偉い。(振れにくい)
6 パッドが必要とする適正温度を使用者の常用温度域と合致させる。
7 パッドは大きい方が摩擦熱的に安定する(熱ダレしにくい)


参) 機械工学便覧 摩擦係数一覧 – 中ほどより下にあります

上記を踏まえると、同クラス車両に使用される片押し2potと両押し4potが一番パッド面積を稼げるか?と思いきや、片押し1pot及び両押し2potと比較した時、ピストンサイズは小さくなるので圧倒的な差は生じない、よってさほど熱ダレ対策に効果は見られない。

片押し1pot及び両押し2potより、片押し2pot両押し4potでは共にローターの外側に配置できるため有効径は大きくなる。

後は1KTの大径ローターとWディスクではどっちが良いか?という話になりますが、ローター厚を薄くせざるを得ないWディスクと厚さを稼げるシングルディスクでは剛性感に違いが出る。
但し、摩擦熱の少なさではWディスクの方が上。
重量的には計測検証が必要ですが、多分Wの方が重い。

足回り変えずにブレーキの流用チューンは無理みたいですね。
そもそも俺には必要無さそう。

結論
やっぱりメーカーは凄い。

PIANTK 台湾ヤマハ純正ダストシール

先日の楽天スーパーセールで購入した、マジェスティS/SMAX用ダストカバー。
1セットで702円(税込)と、ヤマハの定価より100円ほど節約できました。(SDR指定部番と比較すれば約半額)

2セット分だと200円浮いた算盤で、FHBのパーツでは、何と2つも買えてしまう計算になります。
ありがたいことです。 – 2TV フロントフォークOH(準備)

部品番号/4P9-F3191-00
部品名称/シ-ル,ダスト
販売価格/400円(税込)
製造元/PIANTK

品質に関しては知る由もない。
台湾ヤマハとはいえ、純正品ですから純正品としての品質は期待します。


パーセルサイズ/290 x 237mm(t35mm)
千葉からペンギン村まで佐川60サイズ送料/756円
アイネットの指定送料額/700円(恐らく佐川との契約単価)

サイズ的には、エクスパックライトなら350円なので倍。
定形外郵便なら250g以内250円なので3倍近い。

ネットショップをやる方は、取扱い商品を顧みて、軽量で小さなものを送るための工夫をすべきだと思います。
だって顧客満足は売り上げに直結しますもの。
ヤマトも値上げするらしいし、ネットショッピングの送料への注目度は高まりますからね。


PIA NTK全興油封-日興行
アイネットSHOP

2TV フロントフォークOH(オペ)

患者を前にして最初に考えることは

1 オイルシール温存術
2 オイルシール全摘術

どちらを選ぶか?

シールがイカレてて、オイル漏れが発生していたなら、これはもう躊躇なく一般的なフロントフォーク分解方法を採用。
更にインナーチューブの錆も多ければ、シールにダメージを与えている可能性が非常に高いので、これはもう確実。

外見上オイルシールの再使用を検討できるなら、ヤマハサービスマニュアル指定方法を選びます。(フォークを押し縮めることでフォークオイルの圧を上げてオイルシールを抜き取る方法。)


通常のオペ方法なら道具も要らないのでハードルが低く、ヤマハ指定方法ならプレス機(もしくは類似のツール/パンタグラフジャッキなどを利用してホームメイドツールを作る)が必要。

にえガレさんでは、足場用短管とクランプで作っています。
SRX250のフロントフォークを、簡易プレス機(?)で分解
長野二輪さんでは落雪防止用金具を使用。
R1-Z(その38・・・フロントフォークオーバーホール)

要はフロントフォーク上下を固定して、パンタグラフジャッキで縮める簡便な機構を作るということですね。

ならば、オイルシールの抵抗を無くしてやれば、ジャッキに頼らなくても良いかも知れない。
ラスペネならどうなんでしょう?
NBR(ニトリルゴム)を攻撃するでしょうか?
変形損失摩擦(ヒステリシスロス)を低減させるために、冷やしてオイル潤滑させてやればするっと外れそう。

他には、エアを吹き込むのはどうでしょう?(ハンドルからグリップを抜き取る際の方法ですね。)
道具を用意したくないために色々考えています。


パーツ点数は多くないし、特殊な工具は基本的に必要ないし、大きなスペースも必要ないので作業難易度は低い筈。
楽に作業するためには以下に留意。

車体(トリプルツリー)に取り付けられた状態でトップカバーは緩めておく。

要は取り外した後であっても、フォークを保持しやすくするものがあれば良いだけなので、予備の三つ又がゴロゴロしている環境では考慮の必要なし。
取り外した方が作業性は良いのではないでしょうか?

次はプラグの供回り。

内臓を摘出しないでボルトを回せば、スプリングにテンションが掛かっているので基本的には供回りは回避できる。
ネジロックも塗布されているボルトなので、ラスペネを吹きかけておいて一気にエイっと緩めてしまいます。
それでも回ってしまったら、回り止めを使用しなければならない。

ワコーズ ラスペネL 420ml 1,279円(税込)


ヘキサゴンボルトの締付トルクは3.0kg・m 要ネジロック
ホンダの締付トルクは1.5~2.0kg・mというのを見たことがありますので、かなり強く締めることになるようです。

ねじロックは規格で強度が色分けされています。
分解してみるとヤマハ(に限りませんけど)では青いねじロックの痕跡が見られます。
※低強度(紫)、中強度(青)、高強度(赤)
赤を使うと工具での取り外しは困難なようですから除外。

ヘンケル/ロックタイト クイックテープ 中強度 6.6m/249-6 2,263円(税込)
ロックタイト スレッドロッキング スティック 中強度 248 1,836円(税込)
デイトナ Permatex ネジゆるみ止め剤(ジェル状) 中強度 10ml 1,728円(税込)
Permatex ネジロック(液状)チューブタイプ 中強度 970円(税込)
ロックタイト ねじゆるみ止め剤 中強度 243 10ml 590円(税込)

色々ありますね。
価格は、液体<ジェル<スティック<テープの順になります。
プロじゃないし、そんなに使わない訳ですから、ただのロックタイト液状が安くて良い感じですね。
でも使い勝手はジェルが良さそう。

最後にオイルシールの養生。

ビニールやサランラップなどをインナーチューブに噛ませて、シールを打ち込む際に傷が付くことを防ぐ。
シールに傷が付いてしまえば、交換の意味は全くなくなってしまうので、ここ重要。
インナーチューブ自体にもフォークオイルを塗っておくのも忘れずに。


フロントフォークスプリング自由長373.5mm(使用限度368.0mm)

オイルシール打込み特工
通常の素人は適当な塩ビパイプを使用します。
バイク屋さんじゃなきゃ要らないでしょう。

今の所、百均のコロコロ(詰め替え用)が一番良さそう。
もう少し細いの探し続けます。

ヤマハ純正 Fフオークシール Dウエイト(MC) 90890-01367
ヤマハ純正 Fフオークシール Dウエイト(MC) 90890-01368

ヤマハ スペシャルツールリスト(PDF)

ここが一覧で見られて分かりやすいです。
フロント周りの分解とフォークオイル交換 – 原付・ライド


2TV フロントフォーク
2TV フロントフォークOH(準備)

インテル純正クーラー用固定ピン

ainex Intel純正LGA775/LGA1156/LGA1366クーラー用プラスチック固定ピン (PB-042) 320円(送料ネコポス250円)
パソコンショップドーム楽天市場店

引っ越す人が粗大ごみにしようとしていたPCから電源とCPUだけ貰ってきた。
Pentium4だったので眠っていたソケット775が使えるGIGABYTE GA-G41M-Comboと合わせて組もうとしたが、インテル純正のクーラー固定用ピンが壊れてた。(このマザーボードはDDR2とDDR3両方のメモリ使えるので手放せない。)

バカみたいにでかいクーラーも1個持っているのだけれど、こんな不細工な物は使いたくない。

もっと扱い易くするパーツもあるのだけれど、あまり金は掛けたくないので、これ使う。
壊れたピンは2本なので余った分は今使ってる1150用に予備。
そう言えばCore2duoもある筈だ。

ならpen4要らんか。

KEIAN KT-450PS 自作本舗 ATX電源ユニット 450W


SOLD OUT
1,000円スタート。1,500円即決。

製品情報 / KT-450PS
普通に使う分には何も問題も不満もない、ただのATX電源です。

ある日PCが起動できなくなり、電源を疑い交換、終いにはボードまで交換しましたが、それでも不調は解決せず騙し騙し、不安を感じながら使用していましたが、数年経過して一昨日、1本のSATAケーブルが原因だったと判明しました。
現在はすこぶる快調。

なんてこった。

昨日使用してみたところ特に問題なく通電。

あの1本のケーブルさえなければ、今でも使用していた筈の電源です。

動作確認環境
システムボード/ギガバイトB85M-DS3H
CPU/インテルCORE i5-4570S 2.9GHz
メモリ/8GB

送料(60サイズ/2kg以下)

はこBooNミニ(ファミマ受け取り)
関東、中部、関西エリアは500円。東北、甲信越、北陸、中国エリア は600円。北海道、四国、九州エリアは700円。沖縄は1000円。

はこBooN(宅配)
受け取りが東京なら494円。(それ以外はこちらからご確認ください)

ヤフネコ宅急便
関東圏は486円。(それ以外はこちらからご確認ください)