[ブレンボ] ブログ村キーワード
ブレンボの厳格な製造手順を踏まえずに塗り替えたブレーキキャリパーは、危険で信頼性に乏しく、見た目も劣ります。 2016/10/04
ま、ブレンボ使うくらいのセレブな方なら当然のことですね。
SDR200 35周年 マッハシリーズ50周年
[ブレンボ] ブログ村キーワード
ブレンボの厳格な製造手順を踏まえずに塗り替えたブレーキキャリパーは、危険で信頼性に乏しく、見た目も劣ります。 2016/10/04
ま、ブレンボ使うくらいのセレブな方なら当然のことですね。
部品番号/3HM-25168-00-8L
部品名称/キヤストホイール,フロント
販売価格/販売終了
カラー/ネビュラゴールド
一時SDRフロントフォークがヤフオク上で高くてしょうがなかった時、高いなら要らん、俺は安い物を探すぞと早々に戦線離脱し、流用に走った訳ですがTZR125の33Φも安くなくて、だったらとノーマル準拠は捨て去ってとっとと強化方向へと歩を進めることとなる。
しかしながら自分の技量や使い道を考えた時、倒立サスなぞ無用の長物ですから、手頃なものを35Φ正立と設定。
そこで、良く売れた、つまり中古パーツが潤沢にある車種ならば市場価格は当然安めになる筈なので、TZR250(1KT)やFZR250(2KR)に目を付けた訳ですが、狙い通りまさしく安かった。
その安いフロントフォークを選んだ場合、ホイールは何を選ぶかということになるのだけれど、2KRのものは100円から入手できることが分かり早速入手。- 2TV フロントホイール
ほどなく、RZ250R最終型3HMのフロントホイールも入手。
今回の出品物です。汚れたままでごめんなさい。(クリックで拡大)
SDR200(2TV)と共通の17×2.15サイズで3本スポークのヤマービック。
※google検索すると親切に”ヤマヴィック”ではありませんか?と訂正されますが、ヤマハ+マーヴィックですからヤマーヴィック(ヤマービック)で正解です。
もしヤマヴィックが正解なら、ヤマハ+マヴィックと言うことになってしまいます。
マヴィックはフランスのチャリンコホイール屋さんなので、、、うん、まあ、そういうことです。
前後ホイールが揃わないのは、いざその時にブラとショーツが揃ってない以上に恥ずかしいのでヤマービックは絶対です。
そしてこのWディスク用ホイールは83mm取付ピッチキャリパーを使用する際には必須。
しかし勢い余って2つも入手してしまいましたが、いやいや2つは要らんでしょ?
ということで今回ヤフオク出品に至った訳ですが、ここに情報を纏めることとします。
使用されるブレーキローターは以下。
部品番号/2TK-25830-00
部品名称/デイスクブレーキアセンブリ
販売価格/販売終了
2TK(87FZR400R)
今見てもやっぱりかっこいいなコレ。
Boats.netで検索すると、1990年式FZR400と共通。
今度はヤマハ部品検索するとFZR400RR(3TJ)のブレーキローターは3HE-2581T-00。
この場合は駄目元で入手でしょうね。
※3HE/90FZR600
ダブルなので、恐らく厚みは4mmで使用限度3.5mmのディスクローターだと思うのですが、キャリパーはヤマンボなんですね。
俺の理論が崩れそうで怖いw
– 2TV ブレーキチューン – 2TV ブレーキチューン2
RZ250R(3HM)やFZR250(2KR)のフォークピッチは同じなので、どちらかの三つ又(ステアリングステム)を使用。
お好みでどうぞ。
合わせるフロントフォークは
シングルディスク用なら2KRでキャリパー取付ピッチは100mm。
選べるキャリパーは、TZR250(1KT)の同径4pot、SRX400の異径4pot、XJRのブレンボ、住友モノブロックなど。
ダブルディスク用では3HMで83mm。
こっちは250ccクラスのWディスク用キャリパーが大体そうだと思います。
※3HM以外のRZ-Rフォークでも可能ですがアクスルシャフトなどに少し工夫が必要です。
– RZ250R(29L 1XG)フロントフォーク ステムセット
SDRのフロントフォークをちょっとだけ高剛性(33Φ->35Φ)にできて、タイヤサイズは変更しないので軽快感は損なわれず、制動力がアップできるという素敵(かな?)な流用部品です。
このホイール、RZ-Rに使用するのも勿論良いですし、TZR125やSRX250にも良いですね。
TZR250(1KT)のWディスク化というのも良いかも知れません。
太足ダッサ! という方には使い勝手の良いホイールです。
ところで、ヤマハのスケベイスカラーのゴールドはネビュラゴールドと言うんですね。
つかスペクトルマンのゴールドか。
遊んでるなあw
83mm取付ピッチのヤマハ純正異径4potキャリパーのシングルユースはデチューンだと結論付けましたが、自分自身まだ納得が行っていない。
最初の頃見たどのサイトでも、キャリパーピストン径をノーマルのシングル2potと比較して、「ほらこんなに大きくなったんだからブレーキ強化になるんだよ」と教えてくれた。 |
確かにそうだな。
納得したぞ。
4potキャリパー使用者は、現実に使用して検証している訳で、疑うべき合理的理由など存在しないのであります。
2potより4potというのは、2輪でも4輪でも当然のお話であって、今更何を疑えと言うの?て話なのであります。
言ってみれば常識なのであります。
しかし、車重から考えた時には
ヤマハ純正異径4potキャリパーも純正2potキャリパーも、制動力に関しては殆ど性能差が無く、4potのシングルユースでは性能半分。
即ち、制動力半分。
つまりは、止まれなくするための恐ろしいデチューンであることは間違いない。
事故やったら確実に保険金は下りない。
軽量級の人ならまだしも、重さに自信ある人なら、、、すげぇ怖い。
でもやっぱり俺間違ってんの?
・SDR200のブレーキチューン
・でキャリパー何使う?
・2TV ブレーキローター
“常識を疑え”は弊社(バイク屋じゃないぞ)創業時からの社是。
ちゃんと名刺にも入れてます。
そもそも常識なんてもんは、誰かにとって都合の良いことでしかないのであるって話です。
前提条件が間違っていれば当然結論も間違えます。
疑問はちゃんと解決しなければなりません。
と、答えはすぐに出ました。単純です。 – クーロンの摩擦法則
曰く
(1) 摩擦力が垂直荷重に比例すること
(2) 摩擦力が見かけの接触面積によらないこと
(3) 最大静止摩擦力が動摩擦力よりも大きいこと(従って、動かし始める力に比べて動かし続ける力は小さくて済む)
(4) 動摩擦力は速度によらず一定であること
これは高校の物理で学習する内容らしいのですが、うちの高校では多分物理の授業なんて無かった筈なので、今知りました。
要約すれば、「4potピストンの面積と、2potピストンの面積とを比較して、大きいから制動力が上がるなんてことはねーよ。」と言うことです。
SDR200、SRX250やTZR125のブレーキチューンとして、ヤマハ純正Wディスク用取付ピッチ83mmの4potキャリパー(3XCや3MA、3XV、3LNなど)を使用している方。
まあ自己責任だとは思いますけど、事故責任もお願いします。
確実なブレーキチューンとは(制動力に関してのみ)
1 ブレーキローターを大きくする。 参) 機械工学便覧 摩擦係数一覧 – 中ほどより下にあります |
上記を踏まえると、同クラス車両に使用される片押し2potと両押し4potが一番パッド面積を稼げるか?と思いきや、片押し1pot及び両押し2potと比較した時、ピストンサイズは小さくなるので圧倒的な差は生じない、よってさほど熱ダレ対策に効果は見られない。
片押し1pot及び両押し2potより、片押し2pot両押し4potでは共にローターの外側に配置できるため有効径は大きくなる。
後は1KTの大径ローターとWディスクではどっちが良いか?という話になりますが、ローター厚を薄くせざるを得ないWディスクと厚さを稼げるシングルディスクでは剛性感に違いが出る。
但し、摩擦熱の少なさではWディスクの方が上。
重量的には計測検証が必要ですが、多分Wの方が重い。
足回り変えずにブレーキの流用チューンは無理みたいですね。
そもそも俺には必要無さそう。
結論
やっぱりメーカーは凄い。
部品番号/2TV-25831-00-35
部品名称/デイスク,ブレーキ (ライト)
販売価格/販売終了
SRX250(3WP)、TZR125(3TY)共通
と言うより、SRX250(3WP)、SDR200(2TV)のフロントセクションは基本的に共通。(但しフロントフォークの中身に多少の違いはある)。※TZR125はRZ125由来の物でまったく違います。
これらの車種の愛好家はパーツの取り合いをしそうなものなのだけれど、そうはならないようで、共通パーツであることを知ってか知らずかヤフオクでの落札額にも差が生じている。
凡そ、2TV>3TY>3WPという状況に見える。
要は希少車に付いていたパーツは希少性が高い故に高く、比較的よく売れた車種では供給量が潤沢で安くということなのでしょう。
足つき性の良さもあって、80年代女性ライダーに好まれたSRX250のパーツなぞは程度も良い可能性が高いので、良品が手に入りやすそうに感じますが如何でしょうか?
だから、賢く部品探しをするならば、この原則に則って探せばお得に入手が可能になる筈です。
ハブ部分と、分かりにくいがコバ面にはシルバー塗装されている。
取付オフセットは0
オフセット0を他車種で探すと、FZR400(1WG)の前期モデルにあり、ローター径は280mmで、266mmのSDR200より大径化されるため、チューニングパーツとして利用される。(厚さ4mm)
TZR250(1KT)の320Φローター(1KT-25830-00)はシングルローター故、厚さ5mm
ローターの使用限度は、キャリパーとの関係から設定される訳で、1WGローターを使用する時には使用限度3.5mmに適合したキャリパーを選ばなくてはならない、筈ですよね?
やはりWディスクをシングルユースするのはおすすめできない気がします。
未使用のブレーキローター厚は5mmで、使用限度は4.5mm。
この厚みの違いは指で撫でてみると結構明確に分かります。(指と言う感覚器の性能は凄いもんです)
4.5mm強のものを撫でてみると、ブレーキパッドが当たる部分に明らかな段付きを感じますが、「この程度で使用限度ギリギリなのか」と驚きもします。
因みに、触診してこれは減ってるなと思ったローターを計測すると4mm切ってました。
ヤフオクでも4mm切るようなのは結構珍しいと思います。一緒に落としたブレーキパッドは明らかにベースプレートで擦ってた状況でした。すげぇー。
※剥ぎ取り出品の車両の場合、ローターとパッドを一緒に落とすと、在りし日の使用状況が分かって宜しいかと思われます。
以前近所の公園で、消防の広報活動イベントがあった時、特装車両のセローが来ていたのですが、何気なくブレーキローターを触ると、スベスベで段付きは全く感じられなかった。
笑顔の隊員さん曰く、「3,000km走行のほぼ新車です」。
なるほど慣らし程度の走行だと、まったく減らないのだなと理解しましたが、そんなパーツは中古市場にまず出てきませんね。
2TV-25831-00-35 ヤマハ純正 ディスクブレーキ
33,774円(税込)送料無料
SDR200のブレーキチューンで83mmピッチの4potキャリパーはデチューンだと結論付けてしまったので、使えるキャリパーは限られる。
SDR200に関してはフルノーマルが絶対なので、これはSDR125(コードネームFHB)に関して。
TZR250(1KT)の同径4potキャリパーかSRX400(3HU/2NY/3VN)/600の異径4pot。
※2NX-25810-00か3EN-2580U-52
※1KTキャリパーはアルミピストンにすれば当時のTZレーサーキャリパー(1RK-25810-00)になる。
安いし。
どちらも100mmピッチなのでフロントフォークも変更。
あまりにオーバースペックはよろしくないので、2mmアップの35Φインナーチューブ径を持つFZR250(2KR)かTZR250(1KT)の初期。
そもそもSDRのフロントフォークはヤワだと評判なので、これくらいのスープアップは許容範囲でしょう。
更に、安いし。
それでブレーキローターは1KTの320Φ。
ホイールいっぱいのローター面積で、なんかヴィンテージレーサーの趣。
貰ったし。
ホイールは1KT(TZR250・2KR)。
ヤフオクで100円~、安い。
または3HM。
これはWディスク用だけれど片方寝かせておけば良いだけ。
若干高いけど、自分はこれ使います。
安い方の2KRホイールは加工予定なので使えません。
結論
トリプルツリー/2KR
フロントフォーク/2KR
フロントホイール/3HM
フロントキャリパー/SRX400
フロントローター/1KT
と、こんな感じです。
安さ追求、性能ほどほどて所を到着点にしています。
問題点はハンドルロックが使えないこと。
追々考えます。
83mmピッチキャリパーのWディスク化にしたい方は、RZ-R最終期3HMのフロントフォークを使いましょう。
これもあまり安く落とせないですけどね。(大概、一対一で競ることになるのでこっちが先折れ。てことは人気ない筈なんだけどなぁ・・・)
SDR200のブレーキチューン(SRX250やTZR125も)と言えば、まずは純正流用4pot化のライトチューンですね。
フロントフォークへのキャリパー取付ピッチが83mmで、多くのヤマハ純正キャリパーがポン付け可能なので大勢の方が行っているようです。
さてここで、ちょっと小学生並みの計算をしてみましょう。(算数苦手なので間違っている可能性は高いですw)
R1-z(3XC)のドライウェイトは133kg
SDR(2TV)のドライウェイトは113kg
1.177:1
113kgx1.177=133.001kg
各々のブレーキキャリパーの持つポテンシャルは、車重比から見ると凡そ同様となる筈だから、3XCキャリパーを2TVにシングルユースした場合の制動能力は半分になる。(2-1=1という小学生並みの計算)
ここまで数字が揃うとヤマハは意図してやってるんじゃないの?と勘繰りたくもなる。
いや意図しているに決まってますね、制動装置なんて保安上重要なものを計算しない訳がない。
しかしもし、3XCのブレーキ性能が2TVの倍だと仮定すればキャリパー1つあたり133kg受け持つことが可能なので、そもそもブレーキがプアだと言われる2TVに対してはそれなりにチューンナップパーツとして看做して良いことになるでしょう。
133kgの車重に使えるブレーキを113kgに使うってことですからね。
でもでも、3XCキャリパーが2TVの倍のポテンシャルを持つと考えるのは楽観的過ぎる。
最初の計算のように妙に数字が揃ったし。
とすればデチューン?
3XCキャリパー1つが受け持てる車重は、133kg/2×1.177=78.2705kgとなり113kgより遥かに下回り、車重80kgのRZ50ですら不足するという計算です。
逆に言うと2TVブレーキシステムを基準面とすれば、3XCブレーキをそのまま使えば160kg弱まで対応可能と言うことになりますね。
ここでは3XCと比較したけれど、ヤマハの異径4pot両押しキャリパーはどれも同じようなもんだと思うので、こいつを2TVブレーキチューンに使うのはどうなんだろう?て話です。
もし、純正流用ブレーキチューンするなら、1KTの元祖ヤマンボ(当時のTZレーサーと共通キャリパー/でもピストンはアルミ)と320Φブレーキローターの組み合わせか、そのままWディスクしか無いと思うんだけどどうでしょう?
どちらも前脚ズッポシ交換ですね。
ブレーキフィールの話は別にして、単にストッピングパワーに関してですけどね。
つまり、3XCなどの異径4potキャリパーのWディスク使用組は制動力の向上ではなく、僅かに増える車重と引き換えにブレーキフィール向上を狙っての採用ってことなんじゃないかな?という結論を導き出す訳です。
フロントブレーキパッド
部品番号/51L-W0046-01
部品名称/ブレーキパツドキツト,リヤ
販売価格/5,184円(税込)/2017年1月29日現在
製造元/住友電工ブレーキシステムズ株式会社(>ASブレーキシステムズ株式会社>アイシン精機株式会社)
リヤブレーキパッド
部品番号/1KT-W0046-51
部品名称/ブレーキパツドキツト,リヤ
販売価格/5,184円(税込)/2017年1月29日現在
製造元/住友電工ブレーキシステムズ株式会社(>ASブレーキシステムズ株式会社>アイシン精機株式会社)
おむすびテールRZ-R(51L)のリアキャリパー用ブレーキパッドをフロントに、TZR250(1KT)用ブレーキパッドをリヤに。(因みにおにぎりはどんな形でも良くて、おむすびは三角)
なんでこうなった?
恐らく統合されて同じ物が出てくるだけだろうとは思います。
メーカー純正に拘る人は居ないでしょうから検証はしにくいですけど。
ブレーキパッドの貼り直しなんて今時やる人は居るのだろうか?
俺はやるけどね。
有限会社目黒ライニング商会
〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5丁目12番14号
TEL 03-3714-5561(代)
・51L-W0046-01 ヤマハ純正 ブレーキパッド2
・NTB A61-004YN ブレーキパッド メーカー品番:A61-004YN 1セット【あす楽対応】
SDRが納車されたばかりと言う方のところに行けて良かった。
楽しんでくださいね。
↑表 ↓裏
15,000円スタート
いよいよ今年は発売から30周年のSDR200。
ストックパーツの中から程度の良い中古品の出品です。
同程度の物を後1点だけ予備に持っているので、2つは要らないと判断しました。
前後ともにディスク面を指で撫ぜてもパッドによる摩耗段差を殆ど感じることがない、あまり使用されていない状態で、ダイソーノギスで厚みの計測値はフロント、リアとも5mm(新品5mm/使用限度4.5mm)です。
塗装を落とさないように軽く洗浄しています。
新品の半額程度からスタートしますので、レストア、ストックにご活用ください。
※SRX250後期(3WP)も共通で使用できます。
参考価格
フロントローター | 2TV-25831-00-35 | デイスク,ブレーキ (ライト) | 販売終了 |
リアローター | 1KT-25831-50 | デイスク,ブレーキ | 13,176 |
つい最近まで2万ちょっとで部品が出ていた筈ですが、出品に際してヤマハパーツ検索で確認してみたところ販売終了になっていました。
※SRX250Fのもの(51Y-25831-00)なら25,272円で在庫ありになってましたが、形状はまったく違います。
更にネットショップを検索しますと、ヒロチー商事では33,774円、テクニカル楽天市場店では21,615円でしたので、まだ出てくるのか?と期待するものの、そろそろ終了は見えたところなのだと思われます。