ベーコンバイクに影響を受けてSDRカスタムの絵を描いてみた


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とりあえず仕上げる価値があるかどうか分からないので概略まで。
ベーコンボバーが何とも気になっちゃうのでやってみたけど、意外とかっこいいね。

SDRはフルノーマルが絶対だという原理主義者なので、SDRとして成立するバイクのデザインではなく、SDRのフレームを使ってどんな現代的なデザインを作れるかという習作です。

なので、名付けてSDR INCORRECT

SDRは50ccバイク並みの華奢なフレームを持っているので、中々現代的なバイクデザイン(ボバー風味)は似合わない筈。
これを成立させようと思えば結構な力仕事。

どうだろう、上手く行っただろうか?

ベースはSDR200そのまま。
だけどタイヤ外径は少し大きく。
SDRを特徴づけるアルミのエアクリーナーボックスを取り払い、シートレールを新造。
外装はモダンGKデザインなXSR。
グッツィかなんかのロケットカウル付。
フレーム自体は無加工というのは大切なポイント。
大切なSDRを傷物にしてはいけません。


こっちはロケットカウル取ったネイキッド。
これベースにスクランブラーも良いかな、などと思う。

小排気量のレーサーライクなカスタマイズ以外でもSDRが使えるんだという意識を持っていただいて、更にSDR人気が高まれば良いなあと思うのです。

2TV オイルタンク

Photos later

部品番号/2TV-21751-00
部品名称/タンク,オイル
販売価格/販売終了
製造元/不明
タンクキャップ(14T-21770-00)とアッセンブリでヤフオク100円~

Photos later

部品番号/5G7-82121-00
部品名称/パツド,バツテリ
販売価格/173円(税込)
製造元/不明
5G7-82121-00.PDF
65 x 65mm(t3mm) ウレタンスポンジ/グレー色

Photos later

部品番号/14T-21770-00
部品名称/オイルタンクキヤツプアセンブリ
販売価格/販売終了
製造元/不明
TZR125(2RH)、TZR250(1KT)、他ジョグ、ベルーガ50(80)、アクティブ、サリアンなど80年代スクーターと共通。

Photos later

部品番号/2TV-21781-00
部品名称/エンブレム 1
販売価格/販売終了
製造元/不明

Photos later

部品番号/90119-06061
部品名称/ボルト,ウイズワツシヤ
販売価格/103円(税込)
製造元/不明
このワッシャ付ボルトはトヨタと共通らしい。
偶々偶然かとも思ったけれども他にも共通部番がありましたから、きっと統合で間違いないのでしょう。
但し、表面処理などの仕上げは違っているかも知れません。
これじゃないボルトの場合はユニクロと黒色クロメートの違いがあった記憶があります。
M6 x

SDR(Special Drawing Rights) 特別引出権 & (Software Defined Radio)ソフトウェアラジオ

googleさんでSDRを検索すると真っ先に出てくるのが、
特別引出権 – Special Drawing Rights。

国際通貨基金(IMF)に加盟する国が持つ資金引出し権、及びその単位である。ISO 4217における通貨コードはXDRである。

何の事だかまったく分からない謎のスペル。

次がSDR受信機。
Software Defined Radio – ソフトウェアラジオ。

これがそうらしい。

DVB-T+DAB+FM USB チューナー RTL2832U+R820T

なんでこんなことを書いているかと言うと、SDRで検索して53件目までSDR(ヤマハSDR200のことね)が出てこないから。
SDRの検索結果として、ヤマハSDR200が出てこないのは納得いかんでしょ?

特別引出権だのソフトウェアラジオだのを調べたくて”SDR”なんてキーワード検索をしている人間がいったいどれだけ居るものか。
そんなことを考えるのは不遜な単車乗りだけなのだろうか?

見よ、これが今年30周年を迎えるSDRだ。

メーカー ヤマハ発動機
車体型式 2TV
エンジン 195cm3 水冷単気筒2ストローク
内径x行程 / 圧縮比 66mm x 57mm / 5.9:1
最高出力 34ps/9000rpm
最大トルク 2.8kg-m/8000rpm
乾燥重量 105kg
製造国 日本
製造期間 1987年1988年
フレーム 鋼管ダブルクレードルフレーム
全長x全幅x全高 1945mm x 680mm x 1005mm
ホイールベース 1335mm
最低地上高 160mm
シート高 770mm
燃料供給装置 キャブレター (ミクニ TM28SS フラットバルブキャブ)
始動方式 キックスターター
潤滑方式 分離給油
駆動方式 チェーン
タカサゴRK428SH0 132コマ(コマ詰要)
江沼EKチェーン 520SRX2 132L
変速機 ドグクラッチ式シーケンシャルトランスミッション6速
1次減速歯数 51/18
1次減速比 2.833
2次減速歯数 43/16
2次減速比 2.687
サスペンション テレスコピック
モノクロス
キャスター / トレール 25.5° / 91mm
ブレーキ 油圧シングルディスクブレーキ
油圧シングルディスクブレーキ
タイヤサイズ 90/80-17 46S ダンロップ K730
代替 90/80-17M/C 46S TL ダンロップ K275
代替 90/80-17 MC 46S ダンロップ TT900GP
110/80-17 57S ダンロップ K730
代替 110/80-17 MC 57H ダンロップ TT900GP(フロント用)
ホイールサイズ 17 – 2.15(SRX250共通)
17 – 2.50(TZR250、FZR250、SRX250共通)
最高速度 140km/h
乗車定員 1人
燃料タンク容量 9.5L
燃費 58km/L
カラーバリエーション アップルレッド・メルティンググリーン・シャイニーブラック
本体価格 379,000円
デザイナー 株式会社GKインダストリアルデザイン研究所(現株式会社GKダイナミックス)
グッドデザイン賞 1987年度 商品デザイン部門受賞(受賞番号62M0991)

生誕30年。
やっと大人の仲間入りした若造ですね。


これもSDRと呼ばれているそうです。
KTM 1290 Super Duke R
流石にこっちには負けないだろうな。

2TV ヘッドライトステー


部品番号/2TV-23174-00
部品名称/ステー,ヘツドライト
販売価格/販売終了
製造元/不明

前回は亜鉛メッキのことを書きましたが、これを書かないとSDRのメッキフレーム2に話を進められないんで続きを書きますね。
今回はヘッドライトステーの話です。

SDR200のヘッドライトステーはスチール製の丸棒と鋼板を曲げて溶接して組み上げています。
そしてそれにクロームメッキを掛けた非常にSDRらしい部品です。

SRX250のものと非常に良く似ていて、というよりもフラッシャー(ターンシグナル・ウインカー)を取り付けるブラケット部分以外は同一ですので、もしSDRのフラッシャーを社外品などに換えたい場合にはSRX250のライトステーを使った方が何かと楽です。




写真部分もよく錆びてる箇所です。このステーはもう奇跡の1本です。

しかしこのライトステーが又、よく錆びて泣かされます。
私も20本ほども入手して、錆びてなかったのは1本だけ。
錆びてないのがあったら、それはもう奇跡の1本てことです。

何故こんなことになってしまうのか?
まずはクロームメッキについておさらいをして参りましょう。

クロームメッキと言うのは機能メッキであり装飾メッキです。
フロントフォークのインナーチューブに掛けられたクロームメッキは機能メッキ。
硬い皮膜が必要故に為されたメッキです。

機能メッキ故に、クロームメッキのスタンダードな掛け方をされていて
1 銅メッキを掛ける
2 ニッケルメッキを掛ける
3 クロームメッキを掛ける(2度掛けのダブルメッキが最上)
となっています。


それでは装飾メッキとしてのクロームメッキはと言うと。
1工程の銅メッキは省略です。
これはまだ良い方。
2のニッケルメッキも省略。
もう完全に見た目だけのメッキです。

クロームメッキって錆に強い印象がありますけど、そんなことありません。
電気メッキ故、通電の際のごくごく小さな穴が開きますから、そこから錆びます。
インナーチューブに点錆が発生するのはその為です。
手入れには昔も今も油分補給が必須です。


SDRのヘッドライトステーはどんなメッキでしょうか?

磨き込んでいっても黄色いメッキ地が出てきませんから、恐らくはクロームメッキの1度掛け。
単なる装飾メッキと言えます。

黄色いメッキ地と言いましたが、ニッケルメッキは黄色いのです。
新品の500円玉は黄色いでしょ?
あの色です。

以前、どこかのブログで読んだ記憶があるのですが、SDRフレームの錆を落として磨き込んでいくと黄色いメッキが出てくる。
その方は、その黄色いのがスズメッキと誤解されていました。

SDRフレームのメッキについては別稿に譲りますので、ここでは説明しませんが、違いますということです。


付き回りの悪い、手間の掛かる、面倒くさい、よって料金もお高いというメッキがクロームメッキですから、本来は容易に手を出してはいけないものなんだと思いますが、やってしまった。
これがヤマハの第一の失敗。

次の失敗が鋼板部です。

シートレールを見ると分かるんですけど、錆の発生する部位って限られているんですね。
まずは溶接部。
凄く錆びやすい。
次は丸パイプのシートレール本体。
一見荒れなく綺麗に見えても、塗装を剥ぐと一面綺麗に錆びてます。
位置的に水は掛かるわ泥は貯まるわ乾燥しにくいわで、これって設計ミスなんじゃないの?て部分です。

そして最も錆びにくいのが鋼板部です。

この鋼板は亜鉛メッキ鋼板です。
だから錆びにくい。
塗装なら良いのです。
しかしライトステーはクロームメッキ。

前回亜鉛メッキで説明した通り鉄より卑故に先に錆びて鉄部を守るのが亜鉛メッキですから、クロームメッキを通過して亜鉛メッキを錆びさせてしまったらどうなるか?

酸化被膜となった亜鉛メッキがクロームメッキ皮膜を破壊してしまう。
破壊されたクロームメッキは亜鉛メッキのような自己修復機能を持っていませんから剥がれるだけ。

もし、ニッケルメッキが間にあればもう少し違ったかも知れません。
亜鉛メッキやニッケルメッキが良く使われるのは、付き回りが良く、手間が掛からず、機能的で、結果安いから。

写真にある良品ステーであっても、プレート部分のメッキは掛かりが悪く艶が少ない状態。
複雑に入り組んだ部分なので付き回りの悪さを露呈しています。
ヤマハ第一の失敗がここで出ていて、要は品質管理がかなりずさんと言えちゃう訳です。

上写真/ステー部分にメッキの黒ずみがあります。錆でも汚れでもないようです。

参) ・亜鉛メッキ ・2TV フレーム ・2TV リヤアーム

で、どうする?
て話ですけど、まずはメッキ屋さんで剥離をお願いして亜鉛メッキまで綺麗さっぱりと落としてしまいます。

ここで一旦引き取り。
鏡面まで磨き上げたら又メッキ屋さんに持ち込んで銅メッキ、ニッケルメッキ、クロームメッキと掛けてもらう。

鏡面まで磨くのはとても大切なことです。

塗装なら足付けの為に敢えて荒らしたりしますけど、メッキですからそんなことはしない方が良い。
下地がそのままメッキの仕上がりに影響しますし、鉄であっても磨き込んでいると錆びにくくなりますね。

予算が無ければニッケルメッキ仕上げにしても良いかもね。

文章ばかりでうんざりな亜鉛メッキの話


単車に欠かせない鉄の表面処理方法が亜鉛メッキ。
本当にお世話になってます。
亜鉛メッキには足を向けて寝られません。

亜鉛メッキには2種類ある。

1 溶融亜鉛メッキ
2 電気亜鉛メッキ

溶融亜鉛メッキは、溶解した亜鉛漕に鉄をドブンとくぐらせることで、表面をコーティングすることから「ドブ漬け亜鉛メッキ」とも呼ばれる。
亜鉛+アルミメッキ(ガルバリウムなど)も同じ施設を使用して掛けられるので、ドブ漬け=亜鉛メッキではないのだけれど、通常はドブと言えば亜鉛メッキを指す。

電気亜鉛メッキでは他の電気亜鉛メッキと同様に、メッキを掛ける母材(ワーク)に通電してメッキ液から析出した金属皮膜を付ける。

メッキ強度はドブの方が上

融解亜鉛が鉄表面に付着する際には鉄表面も融解する。
よって、鉄+亜鉛の合金層が形成されるため、剥がれにくいという訳です。

ドブの方が電気より厚い皮膜付けができるが、緻密繊細な皮膜とならないし、寸法変化も発生するため、トタンなど建築材料に使用され、単車に使うネジなどは電気メッキされる。


何故亜鉛メッキするのか?
簡単に言えば、錆びが発生する条件になった時、亜鉛が錆びて鉄は守るという防錆機能を持たせるため。
他のメッキじゃ駄目なのか?と問われれば、やっぱり駄目なのです。

a ZnO+H2O -> Zn(OH)2という酸化被膜を生成し、母材の鉄が酸化することを防ぐ。
b 犠牲防食という亜鉛メッキの自己修復機能が働くため、傷が付いても錆の発生を防ぐことができる。この自己修復機能は後で記すクロメート処理にもあり、二重に働くこととなる。

メッキには装飾性のためのものと機能性のためのもの、又その両方を期待するものがあるのだけれど、亜鉛メッキは機能性1点張りの硬派なメッキと言える。

何て素晴らしいのだろう、亜鉛メッキ!
VIVA Zinc plating!

因みにドブがどのくらい錆に強い耐用年数を持つのかと言えば、HDZ 55という550g/m2以上の皮膜では、海岸地帯で45年の耐用年数を持つのであった。※推定耐用年数(年)=めっき付着量(g/m2)×0.9/年間平均腐食減量(g/m2/年) (社)日本溶融亜鉛鍍金協会による大気暴露試験結果より


硬派な亜鉛メッキでも、やっぱり少しは綺麗になりたい。
そんなことで光沢クロメートという処理がされる訳です。

クロメートの種類
1 光沢クロメート(白色)
2 有色クロメート(虹色/黄色)
3 黒色クロメート
4 緑色クロメート(オリーブクロメート)

単車に使われるネジでは、1、2、3がありますが、オリーブクロメートは見たことがありません。
でも耐食性は、1 < 2 < 3 < 4なので、機能追求すれば緑一択です。

この差はどこにあるかと言うと、六価クロムの厚みの違い。
光沢、有色では皮膜が薄く美観を意識し、黒・緑では厚い皮膜で機能性向上を目的としています。

でもまあ、ここの所は深く掘り下げても有用な情報とはなりません。黒と緑が強いということだけ覚えておけばいいです。
興味があったら調べてください。私は調べました、凄く面白いです。

何が面白いかと言うと、ミクニフラットバルブキャブ以前のVMキャブはボディが亜鉛合金(いわゆる超合金ですね)。 なので、クロメート加工ができる訳です。

ということは機能のために、黒や緑のキャブが作れるということ。
実は光沢・有色クロメートでは染色も可能なので、赤青黄色とカラフルな色付けも可能。

亜鉛はアルミ同様塗装が乗らない困った子ですが、染色すればかなり自由に色付けできます。

因みに塗装を乗せ易くするためにもクロメートは尽力しますので、VIVAクロメートでもあります。


と、ここまでは調べれば分かる程度のお話。
復習です。

ところがこの亜鉛メッキの耐錆性能がSDR200に致命的なダメージを与えるのであった。
何てこった!

きっとヤマハも知っていながら放置しているこの事実。
レストアする時には考慮しないとね。

まだ追記してませんけど、2TV ヘッドライトステー2TV メッキトラスフレーム 2にも続きますよ。


RZ250R最終モデル(3HM)フロントホイール

部品番号/3HM-25168-00-8L
部品名称/キヤストホイール,フロント
販売価格/販売終了
カラー/ネビュラゴールド

一時SDRフロントフォークがヤフオク上で高くてしょうがなかった時、高いなら要らん、俺は安い物を探すぞと早々に戦線離脱し、流用に走った訳ですがTZR125の33Φも安くなくて、だったらとノーマル準拠は捨て去ってとっとと強化方向へと歩を進めることとなる。

しかしながら自分の技量や使い道を考えた時、倒立サスなぞ無用の長物ですから、手頃なものを35Φ正立と設定。

そこで、良く売れた、つまり中古パーツが潤沢にある車種ならば市場価格は当然安めになる筈なので、TZR250(1KT)やFZR250(2KR)に目を付けた訳ですが、狙い通りまさしく安かった。


その安いフロントフォークを選んだ場合、ホイールは何を選ぶかということになるのだけれど、2KRのものは100円から入手できることが分かり早速入手。- 2TV フロントホイール

ほどなく、RZ250R最終型3HMのフロントホイールも入手。



今回の出品物です。汚れたままでごめんなさい。(クリックで拡大)

SDR200(2TV)と共通の17×2.15サイズで3本スポークのヤマービック。

※google検索すると親切に”ヤマヴィック”ではありませんか?と訂正されますが、ヤマハ+マーヴィックですからヤマーヴィック(ヤマービック)で正解です。
もしヤマヴィックが正解なら、ヤマハ+マヴィックと言うことになってしまいます。
マヴィックはフランスのチャリンコホイール屋さんなので、、、うん、まあ、そういうことです。

前後ホイールが揃わないのは、いざその時にブラとショーツが揃ってない以上に恥ずかしいのでヤマービックは絶対です。
そしてこのWディスク用ホイールは83mm取付ピッチキャリパーを使用する際には必須。

しかし勢い余って2つも入手してしまいましたが、いやいや2つは要らんでしょ?

ということで今回ヤフオク出品に至った訳ですが、ここに情報を纏めることとします。


使用されるブレーキローターは以下。
部品番号/2TK-25830-00
部品名称/デイスクブレーキアセンブリ
販売価格/販売終了


2TK(87FZR400R)
今見てもやっぱりかっこいいなコレ。

Boats.netで検索すると、1990年式FZR400と共通。
今度はヤマハ部品検索するとFZR400RR(3TJ)のブレーキローターは3HE-2581T-00。
この場合は駄目元で入手でしょうね。
※3HE/90FZR600

ダブルなので、恐らく厚みは4mmで使用限度3.5mmのディスクローターだと思うのですが、キャリパーはヤマンボなんですね。
俺の理論が崩れそうで怖いw
2TV ブレーキチューン2TV ブレーキチューン2

RZ250R(3HM)やFZR250(2KR)のフォークピッチは同じなので、どちらかの三つ又(ステアリングステム)を使用。
お好みでどうぞ。

合わせるフロントフォークは
シングルディスク用なら2KRでキャリパー取付ピッチは100mm。
選べるキャリパーは、TZR250(1KT)の同径4pot、SRX400の異径4pot、XJRのブレンボ、住友モノブロックなど。

ダブルディスク用では3HMで83mm。
こっちは250ccクラスのWディスク用キャリパーが大体そうだと思います。
※3HM以外のRZ-Rフォークでも可能ですがアクスルシャフトなどに少し工夫が必要です。
RZ250R(29L 1XG)フロントフォーク ステムセット

SDRのフロントフォークをちょっとだけ高剛性(33Φ->35Φ)にできて、タイヤサイズは変更しないので軽快感は損なわれず、制動力がアップできるという素敵(かな?)な流用部品です。


このホイール、RZ-Rに使用するのも勿論良いですし、TZR125やSRX250にも良いですね。
TZR250(1KT)のWディスク化というのも良いかも知れません。

太足ダッサ! という方には使い勝手の良いホイールです。

ところで、ヤマハのスケベイスカラーのゴールドはネビュラゴールドと言うんですね。

つかスペクトルマンのゴールドか。
遊んでるなあw

sdr200のブレーキチューン 2


83mm取付ピッチのヤマハ純正異径4potキャリパーのシングルユースはデチューンだと結論付けましたが、自分自身まだ納得が行っていない。

最初の頃見たどのサイトでも、キャリパーピストン径をノーマルのシングル2potと比較して、「ほらこんなに大きくなったんだからブレーキ強化になるんだよ」と教えてくれた。

確かにそうだな。
納得したぞ。

4potキャリパー使用者は、現実に使用して検証している訳で、疑うべき合理的理由など存在しないのであります。

2potより4potというのは、2輪でも4輪でも当然のお話であって、今更何を疑えと言うの?て話なのであります。

言ってみれば常識なのであります。


しかし、車重から考えた時には
ヤマハ純正異径4potキャリパーも純正2potキャリパーも、制動力に関しては殆ど性能差が無く、4potのシングルユースでは性能半分。

即ち、制動力半分。

つまりは、止まれなくするための恐ろしいデチューンであることは間違いない。
事故やったら確実に保険金は下りない。
軽量級の人ならまだしも、重さに自信ある人なら、、、すげぇ怖い。

でもやっぱり俺間違ってんの?
SDR200のブレーキチューン
でキャリパー何使う?
2TV ブレーキローター


“常識を疑え”は弊社(バイク屋じゃないぞ)創業時からの社是。
ちゃんと名刺にも入れてます。
そもそも常識なんてもんは、誰かにとって都合の良いことでしかないのであるって話です。

前提条件が間違っていれば当然結論も間違えます。
疑問はちゃんと解決しなければなりません。


と、答えはすぐに出ました。単純です。 – クーロンの摩擦法則

曰く
(1) 摩擦力が垂直荷重に比例すること
(2) 摩擦力が見かけの接触面積によらないこと
(3) 最大静止摩擦力が動摩擦力よりも大きいこと(従って、動かし始める力に比べて動かし続ける力は小さくて済む)
(4) 動摩擦力は速度によらず一定であること

これは高校の物理で学習する内容らしいのですが、うちの高校では多分物理の授業なんて無かった筈なので、今知りました。

要約すれば、「4potピストンの面積と、2potピストンの面積とを比較して、大きいから制動力が上がるなんてことはねーよ。」と言うことです。

SDR200、SRX250やTZR125のブレーキチューンとして、ヤマハ純正Wディスク用取付ピッチ83mmの4potキャリパー(3XCや3MA、3XV、3LNなど)を使用している方。
まあ自己責任だとは思いますけど、事故責任もお願いします。

確実なブレーキチューンとは(制動力に関してのみ)


1 ブレーキローターを大きくする。
2 極力ブレーキローターの外側で摩擦させる。
3 現状のノーマルパーツより軽いものを選ぶ。
4 軽くてもゴツイ(剛性の高い)ものを選ぶ。
5 ブレーキローターは厚いほど偉い。(振れにくい)
6 パッドが必要とする適正温度を使用者の常用温度域と合致させる。
7 パッドは大きい方が摩擦熱的に安定する(熱ダレしにくい)


参) 機械工学便覧 摩擦係数一覧 – 中ほどより下にあります

上記を踏まえると、同クラス車両に使用される片押し2potと両押し4potが一番パッド面積を稼げるか?と思いきや、片押し1pot及び両押し2potと比較した時、ピストンサイズは小さくなるので圧倒的な差は生じない、よってさほど熱ダレ対策に効果は見られない。

片押し1pot及び両押し2potより、片押し2pot両押し4potでは共にローターの外側に配置できるため有効径は大きくなる。

後は1KTの大径ローターとWディスクではどっちが良いか?という話になりますが、ローター厚を薄くせざるを得ないWディスクと厚さを稼げるシングルディスクでは剛性感に違いが出る。
但し、摩擦熱の少なさではWディスクの方が上。
重量的には計測検証が必要ですが、多分Wの方が重い。

足回り変えずにブレーキの流用チューンは無理みたいですね。
そもそも俺には必要無さそう。

結論
やっぱりメーカーは凄い。

2TV SDR350R

SDRフレームにTZR250のエンジン積んだのは日本人の人もやってたので見たことあるけど、こっちはRZ350。(RD350LC)
SDRのフレームは思いの外狭いので、パラツインエンジン積むのはあり得ない話だと思う。
タンデムツインのKR250エンジン積む方が全然現実的。

でもちゃんと積めてるんだよな。


Diff’rent Strokers – SDR 350 R (SDR200)
NEW KR250

PIANTK 台湾ヤマハ純正ダストシール

先日の楽天スーパーセールで購入した、マジェスティS/SMAX用ダストカバー。
1セットで702円(税込)と、ヤマハの定価より100円ほど節約できました。(SDR指定部番と比較すれば約半額)

2セット分だと200円浮いた算盤で、FHBのパーツでは、何と2つも買えてしまう計算になります。
ありがたいことです。 – 2TV フロントフォークOH(準備)

部品番号/4P9-F3191-00
部品名称/シ-ル,ダスト
販売価格/400円(税込)
製造元/PIANTK

品質に関しては知る由もない。
台湾ヤマハとはいえ、純正品ですから純正品としての品質は期待します。


パーセルサイズ/290 x 237mm(t35mm)
千葉からペンギン村まで佐川60サイズ送料/756円
アイネットの指定送料額/700円(恐らく佐川との契約単価)

サイズ的には、エクスパックライトなら350円なので倍。
定形外郵便なら250g以内250円なので3倍近い。

ネットショップをやる方は、取扱い商品を顧みて、軽量で小さなものを送るための工夫をすべきだと思います。
だって顧客満足は売り上げに直結しますもの。
ヤマトも値上げするらしいし、ネットショッピングの送料への注目度は高まりますからね。


PIA NTK全興油封-日興行
アイネットSHOP